前回は(前回記事「日本のスタートアップが直面している問題【採用編】」>>)スタートアップが採用活動において直面する問題を紐解いたが、今回は、そんな現状にメスを入れるニッチなスタートアップを5つの特徴と共にご紹介させていただく。


1. Justaというスタートアップ

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「スタートアップ企業の採用をサポートする、そして彼らの事業そのもののも応援し盛り上げていく」

そんな野望を抱いて2014年に創設されたのが、Justaというスタートアップ特化型採用サービスだ。 シリコンバレーやベルリンなど、スタートアップが盛り上がりを見せる主要都市の20年前の姿と言われているくらい、東京のスタートアップ文化は遅れを取っている。

しかし、だからこそ、母国では既に競争が激しくもう参入できないような市場に押し出され 、多くの起業家やスタートアップ志望の求職者が、ビジネスチャンスを求めてやってくる。東京は、経済規模自体は巨大である。母国では一歩遅れを取りながらまだまだ情熱とやる気に満ち溢れる猛者たちが、スタートアップ市場としては未熟なこの土地へ、挑戦を求めてやってくるのである。

Justaは、そんな彼らをつなぐプラットフォームになった。(Tech in AsiaThe Bridgeでは、創業当時のJustaが特集された記事が掲載されている。(参照記事>>日本のスタートアップ特化型人材募集サイト「Justa」がローンチ」

 

2. 国際的な人脈を強みに、ニッチな分野に切りこんでいく求人プラットフォーム

世界中から日本に集まったスタートアップと、優秀な人材を繋ぐ役割を果たしていると言うと、少し大げさな事業のように聞こえるかもしれないが、もちろんJustaもいちスタートアップである。

つまりニッチな市場に挑戦している。スタートアップは基本的にはニッチな分野を攻め、いかに業界のかゆいところに手が届くかの競争をしているのだが、Justaの場合は技術系スタートアップの採用に特化した求人サイトを自社で開発・運営している。

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運営チームもアメリカ・オーストラリア・イタリア・ロシア・カナダ・台湾・ベトナム・タイ・日本の文化に理解があるメンバーで構成されており、非常に国際的だ。そのため世界中に、スタートアップ企業や日本のスタートアップで働いてみたい人との繋がりがたくさんある。ベンチャー企業などの規模の小さい新しい企業に特化した国内求人サイトは他にもあるが、海外からの優秀な登録者も多いのが、Justaの特徴である。

 

3. スタートアップの採用を応援する挑戦的な料金プラン

正攻法で採用活動をしようとすると、高額なリクルーターを雇ったりしないといけないのだが、それはスタートアップにとってはかなりの負担となる。そこでJustaは、全ての登録スタートアップ企業が無料で1求人の掲載をできるようにしている。複数の求人情報を同時に掲載したい場合には、定額で掲載数制限なしのプランを選択できるようになっている。

さらに、 急を要する案件に関しては、オプションとして個別の人材紹介サポートも受けられる。リクルーターに依頼するよりも、必要に応じて必要な費用だけかかるような柔軟な仕組みになっているところも、日本のスタートアップを一緒に盛り上げていきたいという気持ちの表れであると感じる。

 

4. スタートアップイベントの盛り上げ役

先ほども少し触れたが、Justaには、日本のスタートアップ文化を盛り上げたいという、いちスタートアップとしての情熱もある。そのため、多くのスタートアップ系イベントにパートナーとして積極的に参加している。

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既述のTech in Asiaや、 Slush Asiaなどの世界規模のスタートアップイベントに、パートナー企業として参加したり、Disrupting Japanのようなメディアをスポンサーとして支援したりすることで、日本のスタートアップ市場を盛り上げるべく精力的に動いている。

Justaは自社でもイベントを企画・運営している。スタートアップと求職者の距離を近付けることで、スタートアップで働くというキャリア選択を、より身近なものに感じてもらおうという働きかけなのだ。

 

後半へ続く「5.  心理学と人工知能を用いた、革新的な適性診断ツールFLOWを独自開発」>>

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執筆:Suzuka Eco

 

 

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