アジアそして世界から熱いスタートアップが集まる祭典Slush Tokyoは、2015年と2016年にSlush Asiaとして東京で開催され、今年で三年目となる。毎年、回を重ねるごとに規模が大きくなり、去年はSlush ShanghaiとSlush Singaporeが開催され、東京で開催される今回のSlush Tokyo 2017では”Tokyo”と掲げられるまでに成長した。

 

英語を共通言語として開催されるSlushは、まだ馴染みが無い方も多いかもしれないが、これを機会に、ぜひ臆せず足を運んでいただきたい。その理由をいくつかご紹介して、みなさんにワクワクしてもらうことがこの記事の狙いだ。

 1. 英語が共通言語だけど英語圏発祥ではない!

「英語じゃあわからないからな~。」と気持ちが重くなったそこのあなた!確かにピッチコンテストなど、基本的なプログラムは英語で行われるが、Slush Tokyo 2017には世界中から色んな母国語を持った人、企業が集まってくる。

そもそもSlushは、非営利イベントとして2008年フィンランドのヘルシンキで開催されたのが発祥だ。ヒューレッドパッカード社を辞めた若者2人が、そのころまだ低かったフィンランドの若者の起業に対する意識を変え、フィンランドのビジネスシーンを明るくするために開いたのがはじまりだった。フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語…英語ではないのである。フィンランドを想って始められたこのイベントで、なぜ彼らは英語での開催にこだわったのだろうか?

それは、起業家、学生、投資家などを集め、「オープンなコミュニティ」を作りたかったからだという。言語の隔たりなく、自分が情熱を込めたものとそれに興味を持った人たちが繋がることのできるような場の提供を、彼らは初めから思い描いていた。初めは200人規模の集まりだったものが、今回のSlush Tokyo 2017だけで5000人もの起業家、投資家、メディア関係者が参加する予定だという。小さくても開いたコミュニティ作りをはじめから意識したことで、数年で急成長するに至ったと言える。

東京でももちろん同じメンタリティで開催される。英語で開催されるのは開かれたコミュニティのため。だったら英語を理由に敬遠するのはとてももったいない。非ネイティブの話す英語は、シンプルな語彙を使い、スピードもそこまで速くはない。実際会場には多くの日本人ボランティアがおり、運営の中核を担っている。500社にのぼる参加スタートアップの中にもたくさん日本企業がいる。前情報やウェブサイトを見ると一歩引いてしまうかもしれないが、行ってみたら絶対に楽しいと思う。その理由は次にご紹介しよう。

 

 2. 雰囲気は完全にロックフェス

Slush始動当初から続く、もう一つのこだわりは、「スタートアップのかっこよさを伝える」というもので、演出の凝り方は、もはやロックフェスとも言える。会場設営から、照明、ピッチコンテストの進行など、とにかくかっこいい。会場の熱気にのまれ、次々と勢いのあるスタートアップのステージを観覧し、ブースで新しい技術や商品に触れたりしていれば、もうビジネスカンファレンスに来ているということは忘れてしまうだろう。数ある大規模なスタートアップイベントの中でもSlushは“スタートアップの祭典”と呼ばれる所以はここにある。

起業する予定やスタートアップに対するイメージが特に無い人でも、一風変わったフェスくらいに思って参加してみると、ただ楽しんで回っているいるうちに、自分の人生に全く新しい可能性を見出すことになるかもしれない。「自分もこのコミュニティの一員になって、わくわくするようなことを仕事にしたい…」もしかしたら、帰り道にはそんな風に思っているかもしれない。

3. 今年のテーマが急速な技術革新への不安を変えてくれるかも!

昨今ではAI(人口知能)だのVR(仮想現実)だのAR(拡張現実)だの、急速な技術革新に関する情報も増えてきている。なんだかわけのわからないものに、生活が飲み込まれていくような不安を感じている人もいるのではないだろうか。筆者も、お恥ずかしながら、かつてのガラケー(ガラパゴス携帯)が恋しかったり、Googleカレンダーではなく手書きの手帳を愛用していたり、映画もまだ2Dくらいで良かったりと、結構アナログな部分があり、この先どう技術革新に心を追いつけて行こうかと心配になることもある。そんな人は少数ではないようだ。なぜなら今年のSlush Tokyo 2017のテーマは“Celebrate the Unknown”。つまり、「わからないことを歓迎し・賞賛しよう」ということだ。世界に向けて挑戦している若いスタートアップを激励し、スタートアップへの意欲の強い投資家たちと繋げることで、技術革新のスピードに乗り、そのスケールの大きさを享受できるようにサポートするという。詳細はまだ明かされていないが、このテーマがどのような形で表現されるのか、楽しみでならない。

以上が、起業家やスタートアップ人材のみならず、もっと色々な人たちがSlush Tokyo 2017に足を運んでみるべき理由だ。開催は今月末。3月29日&30日の二日間に渡って開催される。もちろんJustaもパートナー企業としてブースを構える。日本語話者も居るので、箸休めに立ち寄っていただけるだけでも大歓迎だ。せっかくの“Tokyo”を掲げての東京での開催。多くの日本の方の参加を楽しみにしている。

Slush Tokyo 2017公式サイトはこちら

Slush Tokyo 2017入場パスの購入はこちら

 

執筆:Suzuka Eco

 

Justaのページに戻る>>

ブログホームへ>>